ある特定の子供は細菌感染症に特にかかりやすいリスクがあります。それらの子供は、生後2カ月未満の乳児、脾臓(ひぞう)がなかったり免疫系の疾患にかかっている子供、鎌状赤血球症の子供です。
ときには、細菌感染症の診断はその典型的な症状によって下せることがあります。しかし普通は、体組織、血液や尿、膿、脳脊髄液(のうせきずいえき)などの体液のサンプルを調べて特定しなければなりません。これらのサンプルから、細菌の一部は顕微鏡下に認められたり、迅速検出検査で特定できます。しかし通常は、細菌は数が非常に少なかったり、非常に小さかったりするため見つからず、培養検査に出す必要があります。細菌を培養するには通常24〜48時間かかります。さまざまな抗生物質に対する微生物の感受性を検査するためにも培養を行います。この結果は、感染した子供の治療にどの薬剤を使えばいいかを決めるのに役立ちます。重症の感染症の可能性がある場合は、培養の結果が出るのに先立って抗生物質を使って治療を始め、結果が出たらそれにしたがって抗生物質の種類を変えたり使用を中止したりします。